日本大学生物資源科学部富士自然教育センター

センター内の動植物

富士自然教育センター内には、広場や樹林地、池、沼、沢といった里山としての環境が備わっており、様々な動植物が生息しています。中には、絶滅危惧種、希少種とされるものも多く、保全・研究が進められています。

動物

【哺乳類】

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キツネ、テン、イタチ、ヤマネ、ムササビ、ニホンリス、カヤネズミ、コウモリ類などの小・中型種を始め、シカ、イノシシ、周辺地域にはツキノワグマが生息しています。センター内では、イノシシの土耕跡が多数見られます。

【鳥類】

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ヒタキ類やカラ類などの森林性のものから、ミソサザイやサギ類といった水辺性、キジやモズといった草地性のものまで、200種以上が生息しています。

【両生類】

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モリアオガエルやタゴガエル等が生息しています。

【魚類】

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モツゴ、タナゴ類、ヨシノボリ、ドジョウ等が生息しています。

植物

富士自然教育センターでは、樹林地、草地、湖沼・池、小川、湿地が存在するため多様な環境が形成されています。

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樹木は、セイヨウシャクナゲやイロハモミジ、ユリノキなど庭園や街路に植栽される花木や、スギ・ヒノキといった人工林に多い種、また、自生的に生育するコナラやイヌシデ、クマシデ、ミズキ類等、私たちの身近な里地に生育する種など多様な樹木がみられます。

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草本は、園路から観察できる種として、オカトラノオ(サクラソウ科)、コオニユリ(ユリ科)、ヒヨドリバナ(キク科)、ヤマユリ(ユリ科)、センニンソウ(キンポウゲ科)、ワレモコウ(バラ科)、リンドウ(リンドウ科)、アキノキリンソウ(キク科)、マルバハギ(マメ科)、アキノノゲシ(キク科)、ホトトギス(ユリ科)等があり、林縁性・草原性・湿地性草本等、様々な植物が生育しています。

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