日本大学生物資源科学部富士自然教育センター

活動内容(外部協力)

富士自然教育センターは、富士山の西麓にある田貫湖の隣に位置し、季節ごとの富士山と自然が満喫できる環境にあります。

一社一村しずおか運動

2011年よりセンター近隣の半野・佐折地区において活動する「天子ヶ岳の郷保存の会」と「一社一村しずおか運動」の協定を結んでいます。農山村の地域資源を利活用することにより、労力と人材の提供を行う一方で、実地的な農業体験学習の機会を得ています。

また農山村の地域資源や情報に関し、学術的な調査研究の場としてその提供を受けることにより、持続可能な農山村環境の整備や自然環境保全等に関する知見を得ることも目的としています。以上の双方にメリットのある協働活動により、良好な農山村環境の保全と地域活性化の実現を目指しています。
関連ページ:一社一村しずおか運動

富士宮市環境フェア

環境フェア

センターが行っている様々な環境に対する取組みについて、富士宮市主催の環境フェアに出展し、発表を行っています。主に毎年春に2日間開催され、市内の教育機関、関連企業、NPO、団体等が参加しています。

ふじ食農体験交流協議会

食農

「ふじ食農体験交流協議会」は、富士山岳南地域の農林漁業者、教育関係者、保護者、行政が連携し、自然と触れ合うことで命や食の大切さを学ぶ食農体験学習を提供する団体です。本学部からも関係教職員が参画していますが、FNECでは毎年秋に行われる「いのちと食を考える集い」のメイン会場として協力しています。
関連リンク:ふじ食農体験交流協議会(外部リンク)

ドング林プロジェクト

ドング林

フィールド実習における「どんぐりキューブ作製実習」を受けて発展したもので、「NPO法人緑の大地会」との共同プロジェクトとして、センターにおける里山保全活動を継続的に行っています。樹林地に一定の管理を施すことで、二次的自然に依存する里山の動植物の生育・生息を図り、それらを有効活用し、教育・研究的効果を挙げることを目的としています。
関連リンク: 緑の大地会HP(外部リンク)

野焼ボランティア

静岡県富士宮市北部に位置する朝霧高原は、スカイスポーツや酪農の場として利用されていますが、その一角にはススキを中心とした広大な草原があります。この草原は、地元根原区の住民により、古来より毎年野焼きを実施することで二次的自然環境が維持されてきました。

野焼き

しかし、労働力の不足、高齢化等に伴い、野焼きを継続することが困難な状況となり、一部では野焼きが中止され、雑木が優占する状況となりました。このため市では、放置された草原に地元根原区民とともに野焼きを復活させる計画を立て、初年として平成20年4月には約20ヘクタール、平成21年4月に約40ヘクタール、平成22、23年4月に約52ヘクタールの草原の野焼きを実施してきました。生物資源科学部では、初年度から延焼防止のボランティアとして学生が参加しており、草原の再生、火入れに伴う生物の動態変化等の研究地としても活用させていただいています。

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